[開幕戦vs清水エスパルス] 引き分けは賞賛か批判か 前編

今年30周年を迎えるJリーグが開幕した。サッカーファンにとっては恋しい週末が戻ってきたに違いない。そしてもちろんそれは私たち選手にとっても同じことである。

これからもそのワクワクや感動を一人でも多くの人に味わって欲しいいと思っている。

目次

注意

⚠︎この記事は戦術的にとか水戸ホーリーホックとしてではなくJリーガータビナスジェファーソンが試合を振り返りそれを言語化した文章である。なので深く追求できない部分は皆さんの想像にお任せしたいと思います。それよりも、試合中の選手の心境の変化などに注目してくれると幸いです。皆さんのフットボールを考える一つの材料となればいいなと思います。

この記事は前編と後編に分かれています。

後編は明日のこの時間にアップする予定です。そちらも是非

それでは本題に入りましょう。

格上と戦う時の三つの心得

今季 J1から J2に降格してきた清水エスパルスだが、今季の J2では優勝候補である。メンバーを見てもW杯に出場していたGK、 J1得点王のFWそれ以外にも経験豊富な選手たちがいる。それに歴史のあるチームである。自分達から見ればビッククラブである。そしてファンサポーターの熱も凄い。その証明にピッチに入れば隣の選手の声は聞こえなくなる。

そんな格上と戦う時に大事なのは心構えだと思っている。ここではその三つの心得について書きたいと思う。格上かどうかを判断するのは実際その人のさじ加減である。

※この先は僕の今までの人生で得た知見です。万人には当てはまらない可能性があります。

心得1 相手を」格上だと認める

1stステップにして一番の難題

相手が自分達より格上だと認める必要がある。男としてこんな悔しい事をしていいのか?

いやそんな変なプライドは勝負の前では無意味。プライドが高い方が有利なルールなら喜んで誇り高き戦士になるが残念ながらフットボールはそうではない。

相手を格上だと認めることで変なプライドを捨て100%勝つことに集中することができる。

心得2 勝負は一瞬だと理解する

一つ目を乗り越えれば後の二つは、勝負事の基本を整理して思い出すだけである。当たり前のことだが勝負の世界はほんの一瞬と誤差で結果が大きく変わってしまう。

レベルが上がれば上がるほどその誤差はより少なくなっていく。

記憶に新しいところで言えば、W杯の初戦日本vsドイツ戦だ。

日本の2点目フリーキックの時にもし逆サイドにいたDFがあと3歩くらいラインを上げていていたら、もしかしたら浅野選手の得点もなかったかもしれない。

たらればになるが、一歩で後悔したくなければ、一歩を惜しまない。”来ないだろう”を”来るかもしれない”に変換する。

個人的にこの試合では、この「心得2」の認識が甘かった。

開始早々の相手GKの権田選手から、FW北川選手への一本のパントキックでそう思った。

約70メートルのキックを的確なスピードで通しあわや失点という場面をパス一本で作られてしまった。

清水側からすればこれを決めたら早々に試合を決めるチャンスだった

逆に水戸はこの決定機が入らなければ、今日は運が味方してくれるかもしれないという根拠のない自信とこれくらい正確にプレーしてくる相手なら、いつもより慎重にポジションを取る微調整ができた

※このシーンは結構ギリギリでVARがあれば… でもJ2にはVARはないからきっとゴールは認められていた。

開始早々のシーン

フットボールは90分のゲームだが、勝負が決まるのはこうした一瞬の出来事である。

この先の記事は明日公開になります。

ここまで読んでくださりありがとうございました

また次の記事で会いましょう!

ピース✌🏾

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