2022/05/21 ケーズデンキスタジアムにて
僕の弟、タビナス ポール ビスマルク との試合が実現した
彼は後半13分からの出場でお互い夢に見ていたJリーグでの再会となった
僕達はフィリピンとガーナのハーフ。年齢は4つ離れている
学校から帰れば弟と家の下の路地で毎日のようにサッカーしていた
今では、僕より身長が高い弟ですが、小さい頃の体格の差は歴然。そのアドバンテージを賢く生かした僕がどの遊びでも毎回圧勝するのだがそれでも彼は、負けじと食らいついてくる。
彼もまた負けづ嫌いであった
僕達2人はFCwaseda、トリプレッタと中学まで同じチームで育った
その中で弟は、僕といつも比べられて苦しい思いをしたと思う。(これは僕の想像です)
それもあって中学卒業後、僕の進学した桐光学園ではなく、青森山田で親元離れて高校生活を送ることを決意した。
高校を決める時僕にはあまり相談は無かった。それは高校ではお前よりいい成績残してやるからなという彼なりの僕に対しての宣戦布告だったと、勝手に思っている。
親元を離れ、青森で厳しい寮生活をすることで自分を律して3年間でプロになるという決意。
寮生活の話を聞くと自分の量の生活とは違い過ぎて心配になったが、それでも3年間必死にサッカーに向き合い、プロサッカー選手という目標を達成した弟を心から尊敬している。
年が四つ離れている為、中学や高校では試合する事がなかった。そんな弟と同じピッチに立てるなんてそんな心踊る出来事があるだろうか。
両親も小さな頃から僕達2人を知っている友達を連れてきたり、とても喜んでくれた。そして改めて自分の家族を心から好きになれた。両親の誇らしげな笑顔が見れて自分も幸せだった。
まだ2人とも夢の途中だし、もっともっと良くなる。でも昨日は僕にとってかけがえの無いない素晴らしい時間だった。
そして後半戦も必ず勝つ。
この素晴らしい時間は僕達だけでは作ることはできませんでした。スタジアムに来てくれた方いつも応援してくれるファンの方のおかげで素敵な時間になったと思っています。心から感謝しています。
本当に有難うございました。
またすぐに試合は来ます。またみんな1つになって共に最高の水曜日にしましょう!!
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