[開幕戦vs清水エスパルス] 引き分けは賞賛か批判か 後編

この記事は前回の記事の後編となっています。

前編がまだの方は下記のリンクから前編に飛ぶことができます。ぜひ前編からご覧ください。

さて早速ですが、後編の内容に入りたいと思います。

目次

心得3

心得3 大崩れしない  

開始早々に衝撃を受けたのはファンサポーターだけではない。何を隠そう自分もその一人であった。

が、優勝候補のチームならこれくらいのクオリティーを持っていても何ら不思議ではないという考えに直ぐに切り替えることができた。

これは1stステップの”相手を格上だと認める”が出来ていないければ、難しいことである。なぜならそこには変なプライドがあるからである。    

この1stステップをクリアすれば試合中に起きる現象を受け入れ、平常心を保つ手助けをしてくれる。                                                                                          

平常心でいれることで試合中に精神面から大崩れすることを防ぐことができる。

多少のミスで精神的に劣勢に立たされると、どうしてもプレーの選択が消極的になったり、後ろ向きのプレーが多くなってしまう

結果、自分達が準備してきたゲームプランが無に帰り、相手の思うがままの試合になってしまう。

その点でピンチはあったものの最後はGKの山口選手を中心に守れた。

開始早々のピンチを除けば、試合はどっちに転んでもおかしくなかった。特に前半は相手が3バックでプレスの強度も低かったためチャンスも作れた。

これらが格上の相手とやる時に大事な三つの心得である。

引き分けは賞賛か批判か

優勝候補の清水エスパルスにアウェーで開幕戦というビックゲーム

もっと言えば昨シーズンまで水戸で指揮を取っていた秋葉さんがいるため水戸の選手の特徴はほとんど把握している

ちなみに秋葉さんは試合前のインタビューで、「3点、4点は取れるイメージはできてる。」と言っている記事を読んだ。

秋葉さんらしいコメントだと思ったがDFの自分からすればかなり悔しかった。

そんな清水エスパルス相手に無失点で勝ち点一を分けあったことは、賞賛に値する。しかし、その前提には”今まで”の水戸ホーリーホックという前提条件ならの話で、今季の水戸はそうではいけない。

優勝候補= J1昇格のライバル。

J1昇格するためには必ず勝たなければいけない相手だった。そして過去に昇格していったチームはこのような試合をものにして上がていった。

昇格をするためには、このような試合でも勝ちをもぎ取る必要がある。

昇格を目標にしている自分達にはこの結果は批判されても仕方ない。

現に相手清水は水戸に引き分けたことを相当悔やんでいると思う

J1昇格するために、今シーズンはこのような試合を勝てるようにしたい。とはいえ相手のいることだから絶対は言えないけど、そうなるように100%の準備をする。

最後に

開幕すると、それぞれの立場が目に見えてわかる。スタメン、サブ、メンバー外。みんな一時的な序列ってことは分かっているのに

フットボールラーである以上誰もが全ての試合に出たいし、全ての試合で活躍したいと思っている。

でも、それが叶わない時だって当然ある。

開幕戦の前日に、水戸ホーリーホックの象徴である本間選手がみんなの前でスピーチしてくれた。

”何歳になってもメンバー外れるのは悔しいことでもそれが決まった以上それを受け入れて仲間に自分の思いを託すしかない”と行ってくれた。

ファンサポータの声援に答えるのに必死で、近くにいるライバルの気持ちを背負って戦うことを忘れてはいけない。

そんなことをふと思った開幕戦前日。これでやらなければ男じゃない!

本間選手のおかげでこうした思いに気づくことができた。

何かを背負ってっ戦うことは時に人を強くすると信じたい。

長いシーズンみなさんのサポートが必要です

ファミリーで団結して、 J1昇格しようぜ

次はホーム開幕戦。

皆さんスタジアムでお待ちしております。

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