子どもの頃から、「言い訳はするな」と教えてこまれてきた。言い訳をすると、その時点で自分に矢印が向かず自身の成長のチャンスを逃してしまう。
それは、100%同意できる。でも言い訳=ダメなことで自分を縛り付けるのはとても勿体無い気がする。
大前提として、他人を変えようとするのは傲慢であり、自分以外の人間や環境に矢印を向けて自分を正当化する事は自身の成長を妨げる。
だから絶対にしない方がいい。
でも、起きた事柄に対して自分にはそれを果たせなかった理由がある訳でそれらを説明したりする上でどうしても言い訳のように聞こえる場面はある。
それを、「言い訳=悪」で決めつけてしまうのはそれこそ成長のチャンスを逃している気がする。
結局何が言いたいかというと、思考を深める第一歩に言い訳はいいわけです!
こんな感じで岡山戦を振り返っていこうと思う。
この記事は前編と後編に分かれています。ぜひ後編の方も読んでみて下さい!!
目次
注意
⚠︎この記事は戦術的にとか水戸ホーリーホックとしてではなくJリーガータビナスジェファーソンが試合を振り返りそれを言語化した文章である。なので深く追求できない部分は皆さんの想像にお任せしたいと思います。それよりも、試合中の選手の心境の変化などに注目してくれると幸いです。皆さんのフットボールを考える一つの材料となればいいなと思います。
それでは本題に入りましょう。
DFのイエローカードをもらった時の心理
自分は、この試合前半8分にイエローカードをもらっている。
相手陣内に押し込んでそこからこぼれたボールを相手が拾いハーフラインくらいで相手のFWと1vs1の対峙だった。
相手は、いい状態でボールを拾い。前を向いてきた。去年の前半戦でその選手がスピードある印象が強かったので、あえて間合いを詰めて縦にいけば自分を抜けると思わせるように駆け引きをした。
相手の自信のあるプレーで相手を止める事によってこの先に心理的に優位に立てると思った。
そして、理想通りの形で1タッチで一気に加速してきた。完全に自分としては狙い通りで完璧な対応だった。
でも結果は、ファール。さらにイエローカードをもらった。
主審の判断は、コンタクトそのものに対してはイエローカードの対象ではないが、ファールした状況がSPAに当たると言うことでイエローカードだったらしい。
SPA」は「Stop a Promising Attack」の略語で、「大きなチャンスとなる攻撃の阻止」という意味になります。
相手は、完全に取られたと思えば倒れてファールをもらうのがあの場面では最良の決断だった。
駆け引きに自分は敗れてしまったのであった。
そしてこの駆け引きは結果的に、大きなアドバンテージを背負う事になった。
前半8分にCBがイエローカードをもらうと残りの82分間退場との恐怖と戦わなければいけなくなる。
つまり、本当のピンチ以外はできるだけ強く相手にアタックできない。逆に言うとカードを持っていないときは心理的に思い切って相手の攻撃を潰しに行く事ができる。
それが、制限されてしまうことは言うまでもない。
ある程度相手のカウンターを数的同数で守り、その分攻撃に人数をかける自分達からしたら結構な痛手だった。
前半42分 失点をしてしまった
失点を振り返る
この前の状況はあるにしろ、相手の左SBの選手が右サイドから縦パスを入れ水戸のダブルボランチの間を通ってCFに渡っている。
基本的にマンツーマンDFでは無い限り、急所から消していく守備をする。だから、ダブルボランチの間を割る縦パスというのは基本的に緊急事態の場合が多いい。
失点に関する一つ目のエラー。
でも、それを全てボランチに託すのは無理がある。
だから、ボランチの間がぱっくり割れた時に予測してCFアタックを判断した。
一番最悪なプレーは相手のCFと入れ替わってしまうこと。それは絶対に避けたい。
そして普段なら入れかれ変わっても最悪ファールができるという選択肢があるから思い切って狙える。がここでファールをしたらイエローカードをもらう確率は高くなる。だからその選択肢はない。
中が数的不利な状況になりそうだったので、潰せればベスト、潰せなくても外に追いやるがベターだと思ってアタックしに行った。
実際にアタックした時は、うまく予測がはまり先にボールに触れそうだったが、うまく相手に体を入れられてしまった。
サイドにはたかれワンタッチのクロスで中の枚数が足りず失点。
クロスで数的不利の場合は、ボールサイドの方から順に消していかなければならない。結果大外の選手にマークがつけずにゴールを奪われた。
というように、失点はいくつものエラーやミスが重なった時にやってくる。
前編はここまでとなります。
次の記事では、得点と得点後、1試合通してについて書く予定です。
それではみなさんまた次の記事で会いましょう!
ピース✌🏾
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